「価格以上の高機能」
誰でも手軽に
シミュレーション・モニタリング
NEW FUNCTION &
CHANGE POINT
(ViCSiMに対する比較)
CAN BUSとマイコン回路を絶縁することで、ノイズ等の外乱に対し、より耐性がアップしました。
従来の「ViCSiM」でLIN使用時に必要であった外部電源を本体基板に内蔵。
ACアダプタが不要となり、より利便性が向上しました。
2023年2月現在、ViCSiMⅡの添付ソフトでViCSiMは動作しません。
(ViCSiMⅡのアプリでViCSiMのプロジェクトファイルを読み込み・保存することは可能)
今後のバージョンアップにより、ViCSiMⅡのアプリでViCSiMも動作させることが出来る様になります。
FEATURE
FEATURE01
CAN2チャンネル & LIN2チャンネルを搭載したViCSiMⅡ本体ハードウェア(USBインターフェースデバイス)を用い、シミュレーションおよびモニタリングをひとつのアプリケーションで全チャンネル同時に行うことができます。またアプリケーション上でライン切り替え等の操作が必要ないためシームレスにCAN&LINの操作が行えます。
FEATURE02
ViCSiMⅡはCAN、LIN通信のモニタリング、シミュレーションにおいて、やりたいことが簡単かつスピーディにできる様、シンプルで直感的な設計を心がけました。CAN、LIN通信のモニタリングやターゲットとの通信確認、送受信テストなどをすばやく行いたい場面でとても便利です。使い方はViCSiMⅡ本体ハードウェアとお客様のターゲットを接続し、モニタリングの場合は通信速度を合わせモニタ開始ボタンを押すだけです。シミュレーションの場合は、送受信を行いたいCAN、LINフレームの生データをダイレクトに記述し実行するだけです。
FEATURE03
単純なフレーム単発送信、連続送信シミュレーションや指定リクエストに対する応答シミュレーションはもちろん、さらに「ログシミュレーション機能」によるシーケンシャルな送受信シミュレーションを組み合わせることによってプログラミングなしで手軽にCAN、LIN通信のシミュレーションが可能です。 例えば、「ログシミュレーション機能」によりフレームをシーケンシャルに一定周期で送信しながら、「フレーム応答機能」により不定期に受信されるリクエストフレームに対しレスポンスフレームを返信するといったシミュレーションが可能です。
FEATURE04
あらかじめ実機から収録したログデータをインポートすることでログ再生シミュレーションが可能です。実際の通信処理はアプリケーションを介さずハードウェアだけで行うため実機と同様の通信を再現します。またインポートしたシミュレーションデータは自由に編集(データ新規作成、コピー、ペースト、挿入、データ置換など)可能で、編集後そのままシームレスに実行することが可能です。
FEATURE05
ViCSiMⅡはお客様の仕様に合わせたカスタマイズはもちろんツール開発のご相談にも応じます。(既存アプリケーションへの機能追加、ViCSiMⅡ本体ハードウェアを使用した独自システムの開発など)
導入例:車両故障診断機の評価ツール、ECU製造検査ツール、ECUデータ書き込みツールなど。
弊社が長年、車両通信機器の開発現場に関わりそこで養われたノウハウをもってご要望通りのソリューションをご提供致します。
※費用は別途お見積もりさせて頂きます。
POSSIBLE
01
ViCSiMⅡが実機(ターゲット)の代わりとなり
同様な通信を再現
ViCSiMⅡのログモニタを使い実機(ターゲット)との通信ログをモニタリングします。そしてそのログデータを「ログシミュレーション機能」でインポートすることによりログ再生シミュレーションが可能です。
ViCSiMⅡが実機の代わりに同様の通信を行うことにより、お客様の開発しているCAN、LINデバイスのデバッグにとても便利です。ログデータをインポートする際に必要なIDのフレームのみを選択することができ、またログデータのタイムスタンプからフレームの送信タイミングが自動的に入力されるので、簡単に実機と同様の通信を再現させることができます。
02
ViCSiMⅡが周期的にフレームを送信したり、
指定のリクエストフレームに対して
レスポンスフレームを返します。
ViCSiMⅡはお客様が開発しているCAN、LINデバイスの通信確認や送受信テストなど開発初期のデバッグにとても便利です。
「フレーム送信機能」によりフレームをバスに送出することが可能です。(LINの場合はヘッダーを送信します)ボタンクリックによる単発送信や、選択した複数フレームの周期送信などフレームの送信を簡単に行うことができます。
「フレーム応答機能」により指定のフレームをViCSiMⅡが受信した場合、設定したレスポンスフレームを返信することが可能です。(LINの場合は指定ヘッダーに対しレスポンスを送信します)リクエストフレーム条件とレスポンスフレームのデータを設定するだけで簡単に応答シミュレーションを行うことができます。
03
CAN、LINフレームの通信内容を
自由にエディットしシームレスに実行できます。
「ログシミュレーション機能」によりCAN、LINフレームを通信させたい順番にダイレクトに記述し実行することで、シーケンシャルな送受信が簡単に行えます。
データの記述方法は、フレームを生データ形式で記述していくだけなのでとても直感的に操作が可能です。各フレームのID、データ、送信間隔などの内容は自由にエディットでき、データ新規作成、コピー、ペースト、挿入、データ置換など、通信内容をテキストエディタを操作するような感覚で編集し、シームレスに実行できます。LINの場合は、マスターノードのスケジュール通信を容易に行うことができます。
SIMULATION
フレームの送受信をシーケンシャルに実行する機能。 開始行を指定しての実行、ステップ実行、ブレークポイントによる一時停止、ループ実行など、ソースレベルデバッガのような動きをさせることが可能です。
フレームをバスに送信する機能。指定フレームの単発送信および周期送信が可能です。LINの場合は、マスターノードとしてヘッダー送信を行うことが可能です。
指定リクエストフレームに対してレスポンスフレームを送信する機能。LINの場合は、スレーブノードとして指定ヘッダーに対するレスポンス送信を行うことが可能です。
MONITOR
指定リクエストフレームに対してレスポンスフレームを送信する機能。LINの場合は、スレーブノードとして指定ヘッダーに対するレスポンス送信を行うことが可能です。
SPEC
CAN | チャンネル | 2チャンネル |
---|---|---|
規格 | CAN規格2.0B対応 | |
ボーレート | 10k/20k/33.3k/83.3k/100k/125k/250k/500k/800k/1Mbps(選択式) | |
ターミネータ | あり(ON/OFF可) | |
LIN | チャンネル | 2チャンネル |
規格 | LIN規格1.3、2.0、2.1、2.2対応 ※通信層のみ対応 | |
ボーレート | 2400/9600/10400/19200bps(選択式) | |
電源 | ViCSiMⅡ本体に内蔵 | |
プルアップ | あり(ON/OFF可) | |
ログシミュレーション機能 | 最大登録フレーム数 | 10万フレーム |
フレーム送信機能 | 最大登録フレーム数 | 50フレーム |
フレーム応答機能 | 最大登録フレーム数 | 2×50フレーム |
ログモニタ | 最大表示フレーム数 | 100万フレーム |
外形寸法 | 100mm(W) x 88mm(D) x 38mm(H) | |
重量 | 200g(本体のみ) | |
電源仕様 | USBバスパワー | |
ターゲットI/F | Dsub15pin(メスコネクタ)、内部制御回路と絶縁 | |
ホストI/F | USB 2.0 High Speed(TypeBコネクタ) | |
搭載メモリ | 32MByte | |
動作温度 | 0℃~50℃(結露なきこと) | |
動作環境 | CPU | 2GHz以上の32ビット(x86) または 64ビット(x64)プロセッサ |
対応OS | Windows 10 32bit版、Windows 10/11 64bit版 | |
メモリ | 2GB以上 | |
ハードディスク容量 | 2GB以上の空き容量 | |
USBポート | USB 2.0(High-Speed)互換 | |
モニタ | 解像度1024×768以上 |
本仕様は予告なく変更される場合があります。
PRICE
ViCSiMⅡ (PA-S820) |
本体及び付属品 | ¥180,000 (税別) |
---|---|---|
ソフトウェア年間保守契約料 | ¥20,000 (税別) ※ご購入後1年間は無料です。 2年目以降は有償で一年ごとの更新となります。 |
ViCSiMⅡはソフトウェア年間保守サービスを行っております。
サービス特典は以下の通りです。
DOWNLOAD
種別 | サイズ | 更新日 | |
---|---|---|---|
カタログ(PDF) | 0.6MB | 2023/07/18 | DOWNLOAD |
マニュアル(PDF) | 3.1MB | 2023/02/01 | DOWNLOAD |
サポートソフト 2.00 |
21.6MB | 2023/02/27 | DOWNLOAD |
CASE