PRODUCTS製品紹介

価格以上の高機能

誰でも手軽に
シミュレーション・モニタリング

CAN&LIN通信シミュレータ・モニタ
 ViCSiMⅡ (ヴィクシムツー)

ViCSiMⅡ画像
「やりたいことが直ぐできる」
シンプルで直感的なユーザーインターフェースで
ユーザー評価の高い「ViCSiM」の後継機。

アプリケーションの
使いやすさと価格はそのままに、
初心者でも手軽に車載ネットワークの
シミュレーション、モニタリングが可能です。

NEW FUNCTION &
CHANGE POINT

ViCSiMⅡの
新機能と変更点

(ViCSiMに対する比較)

  • 車載バスと
    CANコントローラー間を絶縁

    車載バスとCANコントローラー間を絶縁

    CAN BUSとマイコン回路を絶縁することで、ノイズ等の外乱に対し、より耐性がアップしました。

    車載バスとCANコントローラー間を絶縁
  • LIN用+12V電源を内部生成
    ACアダプタが不要に

    LIN用+12V電源を内部生成ACアダプタが不要に

    従来の「ViCSiM」でLIN使用時に必要であった外部電源を本体基板に内蔵。
    ACアダプタが不要となり、より利便性が向上しました。

    LIN用+12V電源を内部生成ACアダプタが不要に

その他の変更点

  • 約20%小型・軽量化
    (456cm³ → 347cm³、245g → 200g)
  • 設定可能なCANボーレートの最適化
  • アプリケーションの操作性を考慮した画面構成およびアイコン配置の見直し
  • その他、既知の不具合修正

2023年2月現在、ViCSiMⅡの添付ソフトでViCSiMは動作しません。
(ViCSiMⅡのアプリでViCSiMのプロジェクトファイルを読み込み・保存することは可能)

今後のバージョンアップにより、ViCSiMⅡのアプリでViCSiMも動作させることが出来る様になります。

FEATURE

ViCSiMⅡの特長

  • CAN×2 & LIN×2 同時通信

    FEATURE01

    CAN×2 & LIN×2 同時通信

    CAN×2 & LIN×2 同時通信

    CAN2チャンネル & LIN2チャンネルを搭載したViCSiMⅡ本体ハードウェア(USBインターフェースデバイス)を用い、シミュレーションおよびモニタリングをひとつのアプリケーションで全チャンネル同時に行うことができます。またアプリケーション上でライン切り替え等の操作が必要ないためシームレスにCAN&LINの操作が行えます。

  • シンプルで直感的なインターフェース

    FEATURE02

    シンプルで直感的なインターフェース

    シンプルで直感的なインターフェース

    ViCSiMⅡはCAN、LIN通信のモニタリング、シミュレーションにおいて、やりたいことが簡単かつスピーディにできる様、シンプルで直感的な設計を心がけました。CAN、LIN通信のモニタリングやターゲットとの通信確認、送受信テストなどをすばやく行いたい場面でとても便利です。使い方はViCSiMⅡ本体ハードウェアとお客様のターゲットを接続し、モニタリングの場合は通信速度を合わせモニタ開始ボタンを押すだけです。シミュレーションの場合は、送受信を行いたいCAN、LINフレームの生データをダイレクトに記述し実行するだけです。

  • プログラミングなしで手軽にシミュレーション

    FEATURE03

    プログラミングなしで
    手軽にシミュレーション

    プログラミングなしで手軽にシミュレーション

    単純なフレーム単発送信、連続送信シミュレーションや指定リクエストに対する応答シミュレーションはもちろん、さらに「ログシミュレーション機能」によるシーケンシャルな送受信シミュレーションを組み合わせることによってプログラミングなしで手軽にCAN、LIN通信のシミュレーションが可能です。 例えば、「ログシミュレーション機能」によりフレームをシーケンシャルに一定周期で送信しながら、「フレーム応答機能」により不定期に受信されるリクエストフレームに対しレスポンスフレームを返信するといったシミュレーションが可能です。

  • ログ再生シミュレーションに特化

    FEATURE04

    ログ再生シミュレーションに特化

    ログ再生シミュレーションに特化

    あらかじめ実機から収録したログデータをインポートすることでログ再生シミュレーションが可能です。実際の通信処理はアプリケーションを介さずハードウェアだけで行うため実機と同様の通信を再現します。またインポートしたシミュレーションデータは自由に編集(データ新規作成、コピー、ペースト、挿入、データ置換など)可能で、編集後そのままシームレスに実行することが可能です。

  • ご要望に合わせて柔軟にカスタマイズ可能

    FEATURE05

    ご要望に合わせて柔軟にカスタマイズ可能

    ご要望に合わせて柔軟にカスタマイズ可能

    ViCSiMⅡはお客様の仕様に合わせたカスタマイズはもちろんツール開発のご相談にも応じます。(既存アプリケーションへの機能追加、ViCSiMⅡ本体ハードウェアを使用した独自システムの開発など)
    導入例:車両故障診断機の評価ツール、ECU製造検査ツール、ECUデータ書き込みツールなど。
    弊社が長年、車両通信機器の開発現場に関わりそこで養われたノウハウをもってご要望通りのソリューションをご提供致します。
    ※費用は別途お見積もりさせて頂きます。

POSSIBLE

ViCSiMⅡのできること

  • 01

    ログ再生シミュレーション

    ViCSiMⅡが実機(ターゲット)の代わりとなり
    同様な通信を再現

    ログ再生シミュレーション

    ViCSiMⅡのログモニタを使い実機(ターゲット)との通信ログをモニタリングします。そしてそのログデータを「ログシミュレーション機能」でインポートすることによりログ再生シミュレーションが可能です。
    ViCSiMⅡが実機の代わりに同様の通信を行うことにより、お客様の開発しているCAN、LINデバイスのデバッグにとても便利です。ログデータをインポートする際に必要なIDのフレームのみを選択することができ、またログデータのタイムスタンプからフレームの送信タイミングが自動的に入力されるので、簡単に実機と同様の通信を再現させることができます。

    ログ再生シミュレーション
  • 02

    CAN、LINフレームの
    送信テスト/応答テスト

    ViCSiMⅡが周期的にフレームを送信したり、
    指定のリクエストフレームに対して
    レスポンスフレームを返します。

    CAN、LINフレームの送信テスト/応答テスト

    ViCSiMⅡはお客様が開発しているCAN、LINデバイスの通信確認や送受信テストなど開発初期のデバッグにとても便利です。
     「フレーム送信機能」によりフレームをバスに送出することが可能です。(LINの場合はヘッダーを送信します)ボタンクリックによる単発送信や、選択した複数フレームの周期送信などフレームの送信を簡単に行うことができます。
     「フレーム応答機能」により指定のフレームをViCSiMⅡが受信した場合、設定したレスポンスフレームを返信することが可能です。(LINの場合は指定ヘッダーに対しレスポンスを送信します)リクエストフレーム条件とレスポンスフレームのデータを設定するだけで簡単に応答シミュレーションを行うことができます。

    CAN、LINフレームの送信テスト/応答テスト
  • 03

    CAN、LINのシーケンシャルな
    フレーム送受信

    CAN、LINフレームの通信内容を
    自由にエディットしシームレスに実行できます。

    CAN、LINのシーケンシャルなフレーム送受信

    「ログシミュレーション機能」によりCAN、LINフレームを通信させたい順番にダイレクトに記述し実行することで、シーケンシャルな送受信が簡単に行えます。
    データの記述方法は、フレームを生データ形式で記述していくだけなのでとても直感的に操作が可能です。各フレームのID、データ、送信間隔などの内容は自由にエディットでき、データ新規作成、コピー、ペースト、挿入、データ置換など、通信内容をテキストエディタを操作するような感覚で編集し、シームレスに実行できます。LINの場合は、マスターノードのスケジュール通信を容易に行うことができます。

    CAN、LINのシーケンシャルなフレーム送受信

SIMULATION

シミュレーション機能

ViCSiMⅡのシミュレーション機能として主に3つの機能があります。
それぞれ単独で実行するだけでなく、同時に実行することもできるので、
それぞれを組み合わせることによりシミュレーションの幅は広がります。
  • ログシミュレーション機能

    ログシミュレーション機能

    フレームの送受信をシーケンシャルに実行する機能。 開始行を指定しての実行、ステップ実行、ブレークポイントによる一時停止、ループ実行など、ソースレベルデバッガのような動きをさせることが可能です。

  • フレーム送信機能

    フレーム送信機能

    フレームをバスに送信する機能。指定フレームの単発送信および周期送信が可能です。LINの場合は、マスターノードとしてヘッダー送信を行うことが可能です。

  • LIN解析ツールフレーム応答機能

    LIN解析ツール
    フレーム応答機能

    指定リクエストフレームに対してレスポンスフレームを送信する機能。LINの場合は、スレーブノードとして指定ヘッダーに対するレスポンス送信を行うことが可能です。

MONITOR

モニタ機能

バス上に流れるフレームをモニタリングします。
シミュレーション実行時もモニタリングすることが可能です。
  • ログモニタ

    ログモニタ

    指定リクエストフレームに対してレスポンスフレームを送信する機能。LINの場合は、スレーブノードとして指定ヘッダーに対するレスポンス送信を行うことが可能です。

SPEC

主な仕様

CAN チャンネル 2チャンネル
規格 CAN規格2.0B対応
ボーレート 10k/20k/33.3k/83.3k/100k/125k/250k/500k/800k/1Mbps(選択式)
ターミネータ あり(ON/OFF可)
LIN チャンネル 2チャンネル
規格 LIN規格1.3、2.0、2.1、2.2対応 ※通信層のみ対応
ボーレート 2400/9600/10400/19200bps(選択式)
電源 ViCSiMⅡ本体に内蔵
プルアップ あり(ON/OFF可)
ログシミュレーション機能 最大登録フレーム数 10万フレーム
フレーム送信機能 最大登録フレーム数 50フレーム
フレーム応答機能 最大登録フレーム数 2×50フレーム
ログモニタ 最大表示フレーム数 100万フレーム
外形寸法 100mm(W) x 88mm(D) x 38mm(H)
重量 200g(本体のみ)
電源仕様 USBバスパワー
ターゲットI/F Dsub15pin(メスコネクタ)、内部制御回路と絶縁
ホストI/F USB 2.0 High Speed(TypeBコネクタ)
搭載メモリ 32MByte
動作温度 0℃~50℃(結露なきこと)
動作環境 CPU 2GHz以上の32ビット(x86)
または 64ビット(x64)プロセッサ
対応OS Windows 10 32bit版、Windows 10/11 64bit版
メモリ 2GB以上
ハードディスク容量 2GB以上の空き容量
USBポート USB 2.0(High-Speed)互換
モニタ 解像度1024×768以上

本仕様は予告なく変更される場合があります。

PRICE

価格

ViCSiMⅡ
(PA-S820)
本体及び付属品 ¥180,000 (税別)
ソフトウェア年間保守契約料 ¥20,000 (税別)
※ご購入後1年間は無料です。
2年目以降は有償で一年ごとの更新となります。

ソフトウェア年間保守契約について

ViCSiMⅡはソフトウェア年間保守サービスを行っております。
サービス特典は以下の通りです。

電話・メールサポート
登録から1年間は電話及びメールでのサポートをご利用いただけます。
機能バージョンアップ無償提供
新しいOSへの対応や機能アップしたプログラムを無償で提供致します。
製品保証
製品保証書を紛失しても修理保証致します。

DOWNLOAD

ダウンロード

種別 サイズ 更新日  
カタログ(PDF) 0.6MB 2023/07/18 DOWNLOAD
マニュアル(PDF) 3.1MB 2023/02/01 DOWNLOAD
サポートソフト
2.00
21.6MB 2023/02/27 DOWNLOAD

CASE

導入事例

  • NICHIJO様製品画像
    ViCSiM導入事例

    検証・テスト作業の効率化で、
    手戻りを減らし開発スピードを向上

    株式会社NICHIJO様

本製品は貸出機を
ご用意しております。
14日間無料ですべての機能をお試しいただけます。
購入前に無料でお試し
製品と同等品のため機能制限なし
本製品は貸出機をご用意しております。
ご利用の流れ
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弊社から貸出機を発送いたします。
14日間お試し
14日間お試し下さい。ご使用後、弊社へ貸出機をご返却ください。
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